新しいことを始める前っていうのは、どうしてこう、不安なんだろうか。
僕の分身(父)が死ぬことで、初めて僕は本気で追いつめられて、 今まで出してこなかった力を発揮できると思っていたようです。 そんな考えから飛び火して、 自分はファザコンだとか僕の空白は父の形をしていて、 父がいなくなってしまうと空白が埋まらなくて不完全だとか、 その不完全さから生まれるパワーが自分を駆り立てるとか、 父が死んで、それが輪廻転生で生まれた子が成長するのを待って、 自分のものにするとか、そうしたら自分は補完(エヴァ風)されるとか、 意味の分からないことを考えている間、 父の経過は良好で、もうすぐリハビリを開始できそうな感じです。 良かった。 今日の音楽:Comfortably Numb/Scissor Sisters #
by miboujin
| 2005-02-15 21:53
| かたはら痛い日記
昨日病院から連絡が来ることはなく、
今日病院へ行ったら、父は生きていました。 母が入院の手続きをしに行っている間、 病室では、父は僕と目を合わそうとせず、 ただ、麻痺している右手と、動く左手を見比べていた。 斜め前のベッドのおばあちゃんが一人でずっと喋っている声と、 父の咳と看護婦の声がときおり聞こえるだけで、とても静かでした。 とうとう僕は父に言葉をかけることが出来なくて、 母が病室に戻ると逃げるように病院を後にした。 #
by miboujin
| 2005-02-08 19:51
| かたはら痛い日記
電話は父の兄でもなく病院からでもなかった。姉からだった。
父の死を願っている自分に気付いた。 僕は一晩中病院から連絡が来るのを待つだろう。 明日は嬉々として今日の事を学校の先生に報告するだろう。 「浪人することに決めたし、父が死んだので学校を辞めます。」 父の葬式を想像する。スーツを着れるのが嬉しい。僕は泣かない。 「息子さん、気丈に振る舞って立派ねえ。」 そして葬式の後、一人でこっそりと泣くフリをする。 人に父が死んだ事を同情されたら、 本当は辛いのに、相手に心配かけまいとして笑顔を見せる、フリをする。 もし、父が死ぬとして、死ぬ瞬間に立ち会ったとしたら、 僕は何をすればいいのか。何を言えばいいのか。 これから何処へ行くのかと聞いてみたい。 でも父は失語症で喋れないだろう。 父の口はどう動くのだろうか。 父の目はその時どんな風に輝いているのだろうか。 父が死んだ後の母はどんな様子か。 もし、父が死ななかったらどうなるのだろうか。 何も考えつかない。僕は嬉しいだろうか。 父はイライラするだろうか。 #
by miboujin
| 2005-02-08 01:44
| かたはら痛い日記
父が脳梗塞で病院に運ばれた。
僕は、運ばれた病院へ行って、家に帰ってくるまで、 心臓がバクバクして落ち着かなかったが、 今は不思議と冷静。 メシ食って、テレビ見て、風呂入って。 父は65歳。 僕は今の専門学校を辞めて、大学を目指し浪人すると決めた矢先だった。 天からの啓示のようだ。自立する時が来た。 今家の電話が鳴った。 父の兄からだろうか。病院からだろうか。 また心臓がバクバクしてきた。 #
by miboujin
| 2005-02-07 23:56
| かたはら痛い日記
今日彼氏に会った時に思い切って(やたら緊張した)
相談っつーかそんな感じのことをしてみた。 今までそういう類いの話は彼氏にはできなかったんだけど。なんとなく。 そしたら、彼氏の答えは、 今まで友達とかに貰った言葉と何ら変わりない物だったんだけど、 あーやっぱりこの人に言って欲しかったんだなあ。と気付いた。 ああ、熱い情熱キッスをかましたい。 そしてもう、これから先、悩む事はなくなりそうです。 自分の考えが少し固まってきた。 まだ決断は早いかもしれないけど、 大学行きたい。 だから学校辞めて浪人したい。 そんなこんなでちょっとガツガツいこうと思います。 #
by miboujin
| 2005-01-27 23:44
| かたはら痛い日記
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